このたびの「ファシリテーショングラフィック講座」では参加者のみなさんに書き比べしていただこうかと思って、何種類かのマーカーを持って行きました。
ラインナップは以下の通り。
■パイロット ボードマスター(中字平芯)

ボードマスター(中字平芯) パイロット ボードマーカー| |インキ色:ブラック × 10本 WMBM-12LC-B
- 出版社/メーカー: GIFT-KINGDOM
- メディア:オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
愛用品です。ボードマスターのことなら半日は語れる。
■ぺんてる ノックルボードにフィット
このブログでも以前ご紹介しました。
■三菱鉛筆 お知らセンサー(中字丸芯)
わりあいよく採用されているのが三菱鉛筆の「お知らセンサー」。中綿式ですが比較的濃くはっきりした線が書け、さらにインク窓で替え時が表示されるという優れものです。いろいろな場所で採用されているのを見かけます。
「お知らセンサー」はとてもよい商品なのですが、今回は「中字丸芯を会議で使うのって、どうなの?」という投げかけが目的で持参しました。
その他に今回会場で備品としてお借りしたカウネットのオリジナル(カウネットだからコクヨ製なんでしょうか)やパイロットの中綿式と書き比べ。
カウネットのマーカーは中綿式・中字平芯。
パイロットのはこれ。こんなマーカー、よく見るでしょう?
会場備品以外はほぼ新品を使用しています。見比べてみてくださいね。
「ボードマスター極太」が目立ってますけど、今回はその他のペンに注目。
中字丸芯は読みにくい。同じ丸芯でも「ノックルボードにフィット」は筆ペンのようなソフトペン先なので太字相当の字幅になり、なかなかの視認性。
「ボードマスター中字平芯」ははっきりくっきり。
字の大きさもペンの太さによって変わってしまうのがお分かりでしょうか。
はっきり濃い字で書かれていなければ、話し合いのメンバーにせっかく書いたものが届かない!
そう考えると、中字丸芯はファシグラには不向きですね。メンバーが多くなればなおさらです。逆に、ある程度の文字幅さえあれば中綿式でも使用に耐えるということもわかりました。
ファシグラで会議をどうにかするぞー! と思っているレジスタンス諸君(笑)はぜひ、マイマーカーを持ち歩いてみてくださいね。黒・赤・青の3色あれば十分です。組織で備品選定担当の方は、次の発注からちょっと工夫してみませんか? きっといいことあります。