「シャチハタ」ではなく「シヤチハタ」です、のあのシヤチハタさんもホワイトボードマーカーを作っています。
シヤチハタですよ! ものすごくくっきり(特に赤)してそうな妄想にかられませんか? というわけで購入してみました。
なんとなく軸もはんこっぽい…あの、訂正印とかの、細いサイズのネーム印(ネーム6)の軸と同じ樹脂を使っているような気がするんですけど。笑
キャップのくびれはペン芯交換&インク補充の工具になるようです。たしかに、ペン芯根元はひっかかるような形になってますね。とことんエコ&コスパで攻めていく製品のようです。
しかし、どんなにエコ&コスパに優れていてもやっぱり書き味がよくなくちゃ意味がありません。書き比べをしてみましょう。
新品ということもありますが、なかなかくっきりはっきり書けて快適です。ペンの太さもほどよく持ちやすいので、書きやすいと思う方は多いのでは?
とはいえ、入手性はいまひとつ……。店舗で見かけたことがないんですよねえ。もしかして、スタンプ印売り場にあったりしないよね(また見てきます)。ファシリテーション文具にとって入手性の優先度は高いと思っているので、ややポイントダウン。
さて、この「アートライン潤芯 ホワイトボードマーカー」のもう一つのウリは「乾きに強い」こと。キャップを閉め忘れても、3日間も性能が維持されるそうですよ! 72時間!
防乾性能をうたっているものとしては、ステッドラーのホワイトボードマーカーもありますがステッドラーは48時間。シヤチハタのほうが1日長い! さらに、発色もシヤチハタの方がよい。ステッドラーは「紫色がある」という点においてのみアドバンテージがある、みたいな地位になってしまいました……。
(ステッドラーの記事はこちら)
防乾性能はぜひともテストしてみなくてはいけないのですが、シヤチハタのサイトによると
※当社データ:気温20℃、湿度65%の条件下(使用条件により性能が異なります。特に気温が高い状況でのご使用の場合はペン芯が乾きやすくなりますので、必ずキャップをしめてください。)
とのこと……。この猛暑の中、キャップを開けっ放しにしておく勇気はありません。月末のファシグライベントが終わったら、涼しくなったらシヤチハタvsステッドラーを開催しましょうか(でも基本的に物を間違った使い方するのに心理的ハードルがあるので、なかなか思い切りがつかない)。