以前にもホワイトボードシート(簡易型のホワイトボード)について記事にしたことがありますが、ISOT2017でこんなホワイトボードシートを発見しました。
ブースには燦然と輝く「私♥日本」。
きっと「I♥NY」的なアレですね。あるいは「Superdry 極度乾燥(しなさい)」的な。こちらの会社、その名もMagic WhiteboardさんはUKの会社なのできっと後者。
静電気で貼り付ける方式、「フリップチャートスタンドいらず」がこちらの製品のウリ。方眼罫入りのシートが用意されているところがフリップチャートっぽいなあという印象でした。
会場で描かせていただきました。
この手の製品は描いたり消したりするときにシートがよれてしまいがちなのですが、Magic Whiteboardは動きがあまり気になりませんでした(しわにはなってるけどね)。静電気貼り付けに適した素材でブースの壁を作っているというだけではなく、製品じたいがけっこう優秀なのかもしれないです。いただいたサンプルで試したところ、自宅の凹凸がある壁紙にもかなりしっかり貼りつきました。
正直、競合品と思われる「セーラー どこでもシート」や「コーワライティングシート」と比較してすごくいい! というわけではありません。貼りつく強さや、文字を消した後の跡残りがすこしよいというくらいです。実は、Amazon.co.jpですでに扱われているのですがこれがバカに高い。正直、これではお話にならないというお値段です。
しかし、直販では同じサイズ(600×800)を比較するとだいたい同じくらいですね。
- セーラー どこでもシート ¥3,500(税抜)
- コーワライティングシート ¥3,180(税込み・参考価格)
- Magic Whiteonard £28.33≒¥3,965(税抜き・2017年8月20日の試算)
Magic Whiteboardが少し高いような気がするでしょう? ただ、Buy 2 Get 1 freeなのでまとめ買いするともう少し安くなるのですね。日本でも直販くらいで買えたらうれしいですねえ。
Magic Whiteboardで特筆すべきは、競合品にはないA0サイズ(1200×900)が揃っていることだと思います。ファシグラの盤面は大きければ大きいほどよいと信じている私は、このサイズを推します! 日本でお手軽に使えると面白いと思いますので、販売会社さんぜひ。
もう一つ面白いのは「簡易ブラックボード」があることです。
その名も「Magic Blackboard」。
Magic Whiteboardはdry erace(一般的なホワイトボードマーカー+から拭き)で使いますが、こちらはwet wipe方式。不透明の顔料マーカーで描いて、ウェットティッシュなどで拭くタイプですね。
会場ではシヤチハタの海外仕様製品で描きました。「Artline Massimo」といって、日本で売られているマーカーだとピグマックスに近い感じがしましたよ。もちろんポスカはよく合うと思います。
拭き取りはアルコール入りのウェットティッシュ(これもUKからの持ち込み品)を使いました。ノンアルコールでも消えると思うけど、アルコール入りが確実。
さて、今回のISOTでは商談がまとまったのでしょうか……大判とかブラックボードは今のところ日本で入手しにくいので、選択肢として入ってくるとと面白い製品だなーと思います。
競合品については以前の記事をどうぞ。
参考まで、とてもお高いAmazon.co.jpのリンク。見るだけでどうぞ。

マジックホワイトボード製品Dry EraseシートDry Eraseシート、ホワイト( mw1125?)
- 出版社/メーカー: Magic Whiteboard Products, LLC
- 発売日: 2013/04/15
- メディア:オフィス用品
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