女性用バッグの「A4版が入ります」ってセールストークはいかがなものですかね。入るには入るけど、あまりにぴったりサイズでA4ノートとポーチやら財布やらを入れたらファスナー閉まらないし! などと思うのは荷物がやたら重い私だけでしょうか……。
当ブログをお読みの方でしたら例えば会社帰りにセミナーなどに寄って、そこでスケッチノートを描きたいと思うことも多いのでは。個人的にはスケッチノートは少し大きめが好みなので、これまではマルマンのクロッキーブック(SMサイズ)を使ってきました。

マルマン maruman スケッチブック クロッキー帳 白クロッキー紙 ブルー SM-02
- 出版社/メーカー:マルマン(maruman)
- メディア:オフィス用品
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紙質最高で表紙を折り返して膝の上でも描ける……と素晴らしいものなのですが、唯一の弱点はA4版よりも一回り大きいために通勤バッグに収まらない、と。
そんなときに発見したのがこの夏に発売されたばかりのコクヨ「Drawinig Plus」。かわいらしいデザインで気軽にスケッチを楽しもうというシリーズらしいです。このうち「Duplex Croquis(クロッキー帳)」はA4ジャストサイズ。どうにかふだんの持ち物+このノートがバッグにフィットしております。
描いてみた感想はというと、基本的には快適です! 小回りのきくサイズ感に、表紙折り返し可能。表紙のデザインもかわいいし、本文用紙は96枚とたっぷり、マルマンクロッキーと遜色ない。これはスケッチノート向きのノートとしてありだと思います。
ただ、本文用紙は描く筆記具を少し選ぶかもしれません。
いつものように主線「ステッドラーピグメントライナー」+色塗り「プロッキー」か「Neuland」で描くと、主線がにじんでしまうのです……。
↓虫眼鏡のあたりとか、「Macroにみる」人のあごのあたりがインクを引っぱっています。
これまでステッドラーがにじんだ経験はほとんどないので、やはり用紙との相性と言えるのかなと。
同じシリーズから発売されているドローイングペン+ドローイングマーカーで描くとこんな感じです。ドローイングペンは万年筆インクのようにロイヤルブルーやセピアなど色が豊富なので、ぜひこれで角芯(「斧型」みたいな)が欲しいところです。
ドローイングマーカーはテキストサーファーゲルみたいな感触で。私はいまいち使いこなせないのだけれど、パイロットのゲルマーカーが好きな方ならいいかもよ!
筆記具の組み合わせは考える余地がありそうですが、このサイズ感はとても魅力です。バッグ問題にお悩みの方は一度お試しを。
(あ、マルマンのルーズリーフを持ち歩くという手もありました)