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ワークショップ、参加者ひとりひとりに渡すマーカーは何がいいのか問題

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ワークショップで参加者一人に一本ペンを配ることがたまにあります。私が運営で関係するイベントで「一人に一本」という場合はだいたい大きなイベントで、予算も厳しいのでできるだけお安いものを……というパターンがほとんど。ほんとうはプロッキーをお配りできればいいのですが、お財布事情でそうも行かないという。
そこで候補に挙がってくるのは「ぺんてるサインペン」か「ラッションペン」。今日はこの日本が誇る定番水性マーカーたちをご紹介しようと思います。

ぺんてる「サインペン」

定価は税抜き100円。実売価格は70〜80円くらいが多いでしょうか。
ペン先を少し寝かし気味に使うと、当たりが柔らかくて表情のある線が書けますね。

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 寺西化学工業「ラッションペン」

こちらは定価が税抜き70円。実売価格は50円前後のことが多いと思います。お値段が安くてよいのですが、ちょっと字幅が細いかなー(ちょっとカリカリするのです)。

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 プロッキーとの比較や、ポストイットに書いてみた見本をどうぞ。

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どちらもインクがすぐ乾いてくっきり書ける優れもの。

ポストイットに書くという用途では、いかにキーワードだけを書いてもらえる字幅になるかが筆記具に求める機能だったりしますが、その点ではぺんてるサインペンもラッションペンもちょっぴり細すぎるような気がします。でも、一人一人がペンを持って気兼ねなく書けるという状況もまた大事。ワークの充実とご予算とを天秤にかけて、バランスがよいのはやはりこの二品かなあと思うのです。

(とはいえ、個人持ちのポストイット用マーカーはもう少し改良の余地があるかもね)


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