ちょっとした事情で最近、ぺんてるのホワイトボードマーカー『ノックル ボードにフィット』の写真をしげしげ眺める機会が多かったのです。この写真、なんか違和感があるなあと思い続けていたのですが、あるときふと気がつきました。
利用時の写真、キャップがペン軸の後ろ(おしり)にささっている……!
リンク先の、こんな感じ……!
ノックルの特徴はペン軸の後ろをノックしてインクを補給することですが、私はかねがね「ボタン押しにくいし! 使えねーし!」みたいな感じで、このインク補給機構をあまり評価していなかったのです。でも、キャップはペン軸につけておくのが前提なんですね。私はホワイトボードマーカーのキャップを利き手と反対(つまり左)に持っておく派。そりゃあ使いにくいわ……ボタンをそのまま押す設定じゃないんだもの……。ホワイトボードのイラストは、そのことに気づいた時の私の気持ちです。
すごーく目から鱗が落ちた気づきだったのですが、次に「そもそもホワイトボードのキャップって書く時軸につけておくものなの?」という疑問が。
だって、ホワイトボードマーカーって使うとき、何本も左手に持ってるじゃないか。いちいちペンに差すのってめんどうじゃないか。
と言ってこの写真の持ち方を家族に見せたら「そんな持ち方見たことない」と反論されました。家族は(ファシグラ度はそれほどでもないので)書いたらその都度ボードのトレイに戻すのだそうですけど、それでもやっぱりキャップをペンの後ろにつける習慣はないとのことでした。
ほーらやっぱりキャップは手で持っておくものじゃん! とドヤ顔になりかけたのですが、サンプル2ではまずかろうと念のためFacebookで友人たちに聞いてみることにしました。問いを投げかけてから半日くらいの結果です。
- 差す 5名
- 差さない 7名
- 長時間書く時は差すが、頻度は高くない 1名
サンプル13ですが、両派拮抗している感じかな。
差す派の理由は「キャップをなくすといけないから」が多数派。差さない派は「つけても落っこちる!」という理由で、どっちにしてもキャップはなくなる運命のようなかんじ……笑。たしかにパイロットの「ボードマスター」は安定しないんだ。
この結果、キャップがなくならないホワイトボードマーカーが求められている! と言えそうですね?となると、またぺんてるさん出番ですよ! ということになりそうですね?
昔の「ボードにフィット」レビューはこちら。しばらく使ってみて、書き味はとても気に入りました。
【4/26追記】
その後2名、「差さない派」が増えました。
- 差す 5名
- 差さない 9名
- 長時間書く時は差すが、頻度は高くない 1名
なくしそう問題の対策で「差す/差さない」が分かれるし、書くときのバランスの問題でも「差す/差さない」が分かれるんだという、面白い発見。