外国のグラフィックファシリテーターの文具談義に触れる機会がありました。多くがアメリカベースの方だったのですが、カッターなどの「切る文具」がホットトピックだったのはお国柄だなあと。日本ではあらかじめカットされた模造紙を使うことが多いですが、諸外国ではロール紙が主流なことと、USだと国内移動も飛行機が中心で、でもいちいち預けてられないみたいな事情があるのでしょうね。
刃物は原則的に機内持ち込みができませんが、実は刃渡りが短いものや刃がカバーされているものの一部は国内線に持ち込み可能です。
※保安検査場ではあらかじめバッグから出して、検査員に見せてくださいね。
※国際線にはいっさい持ち込みができません。
<ご参考:念のため公式でご確認を>
JAL - カミソリ(電気カミソリ)・ハサミ・爪切りは機内に持ち込めますか。
What Can I Bring? | Transportation Security Administration TSA(US国内の規準)
機内持ち込みできるような小型のはさみ類は持ち運びに便利=ファシリテーターに便利ということ。私も携帯用のはさみをペンポーチに入れてあります。テープを切るのに便利ですし、ちょっとした紙工作をグラフィックに貼り付けて演出するのも楽しいもの。
これは順位発表に合わせてメダルっぽいのを貼ってみました。あ、お菓子の袋を切るのにも便利ですねw
では商品のご紹介。まずは愛用品の「フィットカットカーブ ツイッギー」。

プラス はさみ 携帯タイプ フィットカットカーブ ツイッギー ブラック 34-583
- 出版社/メーカー: PLUS(プラス)
- 発売日: 2015/11/20
- メディア:オフィス用品
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私は東京へは基本的に飛行機移動ですが、このはさみは持ち込みできています(もし引っかかったら放棄する覚悟で持ち込んでいますが……)。
なんといっても切れ味がいいし楽なのですよね。ベルヌーイカーブ刃、おそるべし。自宅のはさみも全部買い換えてしまいました(キッチンばさみも!)。キャップをとればすぐ使えるし、片手で刃の解放・ロックが簡単にできるのがポイント高いです。
実は以前はこちらを使っていたんですが、持ち手を引き出すワンアクションが手間に思えて使わなくなってしまいました。 意外とそのひと手間がグラフィックには影響するのです。
スムーズに利用することを考えると、こちらもいいのかな。
USの皆さんはカッターが主流みたいです。素早くロール紙を切り取るにはカッターのほうがいいのかもしれません。
紹介されていたのは3Mのペーパーカッター。
カバーの間に紙を挟んですーっとスライドする方式。これで大きなロール紙をぴーって切るのを想像するとなんだか楽しそうですよ! ロール紙を使う機会があれば買っちゃうかも。
もう一つ、OLFAのタッチナイフをオススメしていた方もいましたね。ロングセラーの懐かしさ。
ただ、これは刃渡りが短いとはいえ刃先がとがっているので飛行機ではもしかしたら引っかかることがあるかも?
いずれにせよ「切る」文具をひとつ持っておくと工夫の幅がひろがるのでオススメです。